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【カウンセリング】「嫌いな人」と云う鏡

2020年07月16日

 

 

世の中の多くの悩みは人間関係に起因するものです。

 

 

誰しも他人に対して多少の好き嫌いを持っています。

 

 

その中でも「嫌いな人」の存在は

人生を大きく好転させてくれる

きっかけになるかもしれないと云うお話しです。

 

 

 

何でその人が嫌いと感じるのだろう?

 

 

コミュニケーションをとる中で

”この人なんかイヤだな”と感じることは有るものです。

 

 

一番安易な対処法としては

”その様な人と適切な距離を確保する”

と云うものがあります。

 

 

今回はその様な対処法ではなく

活用法のお話しです。

 

 

そもそも

何でその人が嫌いと感じるのだろう?

と云うことを考えてみます。

 

 

ここで僕の例をお話しします。

 

 

僕の場合

 

自分の意見に同意を得られないと突然機嫌が悪くなる人

ものの言い方に悪意を感じる意地悪な人

相手の気持ちを考えず感情を表現する人

 

この様な人に接すると、嫌な人だなと感じてしまいます。

 

 

そこで、何でその様な人が嫌なんだろう?

と考えてみました。

 

 

別にその様な言動はその人の個性として

受け流すことも出来るはずです。

 

 

そして、そこで気が付いたことがあります。

 

 

それは、自分が嫌いだと感じる人の言動は

自分自身にも同じような所があると云うことです。 

 

 

僕は過去に自己中心的な在り方に気が付き

思いやりのある優しい在り方を意識してきました。

 

 

意識し続けてきたので少なからず変化したはずです。

 

 

しかし、自分の心身に余裕がない時

上記のような言動を取ったことがありました。

 

 

昔よりは良くなったとはいえ時として

そんな言動が顔を出してしまったわけです。

 

 

その時は”思いやりのある優しい在り方”を

改めて意識しました。

 

 

つまり

自分の意見に同意を得られないと突然機嫌が悪くなる人

モノの言い方に悪意を感じる意地悪な人

相手の気持ちを考えず感情を表現する人

 

この様な人の存在は、自分の嫌な部分を

気づかせてくれる鏡だったのです。

 

 

そう考えると嫌いな人の存在は

自分の課題を教えてくれる

ありがたい存在にも思えます。

 

 

 

優しい人はいつでも優しい

 

 

そもそも、優しい人と云うのは

いつでも優しいんですよね。

 

 

そして僕はそう在りたいと思っています。

 

 

何故ならば自分の在り方が

現実を造っていると思うからです。 

 

 

普段は優しくても、

自分の都合で豹変する人とは一緒に居たいとは思いません。

 

 

優しく伝えることも出来ることを

意地悪な言い方で伝える人の近くには居たくありません。

 

 

相手の状況を考えることなく

自分の感情のまま表現する人と仲良くなることは困難です。

 

 

その様な在り方から造られる現実はどの様なものでしょう?

 

 

あまり楽しそうとは思えません。

 

 

一方、本当に優しい人ならどうでしょう?

 

 

一緒にいて安心出来ると思います。

 

 

攻撃されることなく安心感を感じる人となら

ストレスなく一緒に居れませんか?

 

 

もちろん”本当に優しい”在り方なんて

目指すことなく生きていくことも可能です。

 

 

しかし”本当に優しい”在り方を目指すことで

楽しそうな現実を創造できるのであれば

目指さない理由はありません。

 

 

今回は僕を例にして説明させて頂きました。

 

人間は他人のことはよく見えるのに

自分自身のことは見えにくいものです。 

 

 

そんな時、嫌いな人の存在は多くの気づきを

与えてくれます。

 

 

嫌いな人のどんな言動が嫌いなのか?を考え

自分を顧みることです。

 

 

その時の気づきは、

より楽しい現実を創造する源になります。

 

 

今回の記事が

少しでもあなたの幸福に貢献できれば

幸いです。

 

 

 

 

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