近年、「怒り」の感情をコントロールする
アンガーマネージメントと云う言葉を
見聞きする機会が増えました。
「怒り」の感情に従い行動すると
コミュニケーションに支障をきたし
辛い人生を送ることになります。
自分の過去を振り返ると
そんな苦い経験が何度もありました。
今思い出すとお恥ずかしい限りです。
今回の記事を読んで頂くと
「怒り」の構造を理解でき
人間関係のストレスが減少します。
「怒り」の構造
よく聞くお話に、怒りの感情を感じた時は
1・2・3と数字を数え6まで数えると
怒りの感情が鎮まると云うものがあります。
時と場合によるでしょうが、怒りの感情が
深く激しい時には、その方法では
解決出来ないことが多いのではないでしょうか?
冷静さを取り戻すと云う意味では
有効なのかも知れません。
しかし、冷静さを取り戻すことと
怒りが消えることは違います。
解消されなかった怒りはどうなるのでしょう?
抑圧されたその感情は蓄積され心と体に
影響するはずです。
そこで大切なのは「怒り」の構造を知ることになります。
「怒り」の具体的な原因は様々ですが
簡単にまとめると他者の言動に対する期待です。
職場であれば
部下は、こうあるべき
上司は、こうあるべき
家庭では
夫は、こうあるべき
妻は、こうあるべき
など
自分が相手に無意識にしている期待が原因です。
自分が思う〇〇はこうあるべきから外れた
言動を受けイライラしたりプンプンしたり
時には爆発したりもします。
この期待が厄介なのは
無意識にしていると云うことです。
期待している自覚がありませんから
期待が裏切られても、また同じ期待をします。
そして、また期待は裏切られ怒るわけです。
仮に期待通りに相手が行動してくれても
それは自分にとって当然のことで
当たり前だと思っているので感謝もありません。
この構造を知らないと人生の中で
怒りを感じる時間が増えることになります。
解決策
怒りを爆発させて人間関係を壊すか?
感情を抑圧して心身に影響を及ぼすか?
もう一つの選択があります。
それは無自覚にしている他者に対する期待に
気づくことです。
無自覚にしている他者に対する期待は
”自分固有の当たり前”とも言える
〇〇は〇〇べきから生み出されます。
怒りを掘り下げていくことで
無自覚にしている他者に対する期待に
気づくことは可能です。
これに気づくと怒りを感じることが減少します。
僕にとって、その価値は大きなものでした。
またこの方法は、慣れてくれば
自分の意外な一面に気付くことが出来ます。
「無料メール講座」でも掘り下げ方をお伝え
していますのでご興味ある方はご活用ください。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。