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【カウンセリング】完璧主義でも生きやすく

2019年11月11日

 

 

今日は多くの生きづらさを生む

「完璧主義」がテーマです。

 

今日の記事を読んでいただけると

「完璧主義」から派生する

生きづらさの解決のヒントになるかも知れません。

 

 

完璧主義のデメリット

 

 

「完璧主義」とは

”細部にまでこだわり妥協を許さない間違いを許さないさま”

と言えます。

 

 

一見素晴らしいとも思えるその在り方は

時として生きづらさを感じさせるものです。

 

 

そのデメリットは

・欠乏感

・不安感

・自己嫌悪

・自己否定

・イライラ

・チャレンジが苦手

・仕事が遅くなりやすい

・人間関係に苦労する

などが考えられます。

 

原因は幼少期の生育環境が

起因しているとも言われています。

 

親が我が子のより良い人生を願い

100点を目指したことが 

 

子供にとっては

「100点ならば愛される」 

 

言い換えれば

「100点じゃないと愛されない」

という考え方のクセが無意識に出来上がります。 

 

 

しかし、生育環境という原因を知ったところで

過去にタイムスリップして

子供からやり直すわけにはいきません。

 

そんな中、今日の記事が

「完璧主義」の解決のヒントになれば幸いです。

 

 

直そうとしない

 

 

「完璧主義」そのものを否定し、直そうとすることは

心理的に抵抗を生みます。

 

それならば

「完璧主義」は否定することなく

「完璧」の定義を変えることです。 

 

自分の中での「完璧」の定義を変えることに

何の問題もありません。

 

なぜなら

「完璧」の定義そのものが

まるで完璧ではないからです。 

 

 

人間という完璧ではない生き物が集まり

社会という完璧ではないグループを形成し

 

時代や場所でコロコロ変わる完璧ではないルールを作り

 

完璧とは言えない親の考える完璧を基準に生きること自体

完璧ではないのではないでしょうか?

 

 

例えば

今まで100点を完璧と定義していたとします。

 

これからは

100点は完璧ではなく80点(例えば)を完璧と

自分の中の定義を変えていきます。

 

80点取れた時は

「完璧!」と自分を褒め

 

80点以上とれたら、その時は

「ラッキー!」と喜べばOKとするわけです。

 

分かりやすくする為に

点数で考え方を説明しました。

 

この考え方は日常生活にも

応用することが出来ると思います。

 

もちろん慣れ親しんだ定義を変更する際には

新しい定義に慣れる時間は必要です。

 

しかし、この考え方を実践することで

ミスした時に自分を責める必要はなくなり

他人のミスにも寛容になれます。 

 

自分を責めたり、他人を責めたりする機会が減れば

人間関係も変化します。 

 

少しのミスを含むものを完璧とする考え方になれてくれば

新しい事へもチャレンジしやすくなるでしょう。 

 

ちょと足りない状態を完璧と定義できれば

欠乏感や不安感にも変化が現れるはずです。

 

 

今日は「完璧主義でも生きやすく」をテーマに

お伝えしてきました。

 

今日の記事が少しでも

変化のヒントになれば幸いです。

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

 

 

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