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【コーチング】フィードバックとアドバイス

2019年08月01日

 

 

目標達成のための行動に対して使われるコミュニケーションに

フィードバックとアドバイスがあります。

 

どちらも望まし結果を得るためのツールですが

有効に活用するためには

それぞれの特徴を知っておくことが大切です。

 

 

それぞれの特徴

 

 

フィードバックとは結果を見て客観的事実を伝え、

原因となる行動を調整すること。 

 

 

アドバイスとは望んだ結果を導くために、

アドバイザーから助けになるような意見を伝えること。 

 

 

例えるならフィードバックは

大砲を撃った時、

どこに着弾したか?

的から何メートル離れていたか?

などの事実を射ち手に伝えることです。

 

 

一方アドバイスは

砲弾の着弾地点をみて

狙う角度や撃ち方なのど、具体的な行動に対する意見を

射ち手に伝えることと言えばわかりやすいと思います。

 

 

それでは、それぞれ特徴についてです。

 

フィードバックは、フィードバックを受ける側が

より良い結果を出すために

自分で考え行動を変化させることが出来ます。 

 

行動に対する工夫は自分で考えるのが特徴です。

 

 

アドバイスは、アドバイスする側の意見をもとに

アドバイスを受ける側が行動を変化させます。

 

この二つの違いは大きなものです。

 

コーチングやカウンセリングにおいて、

安易にアドバイスはしない理由もここにあります。

 

 

自分で考えて行動するか

言われた通り行動するか

どちらを選ぶかかで変わるのが”在り方”です。

 

 

自分で考え行動し考察する習慣は

自立的な在り方を生みます。

 

目標を達成する過程で成長することも出来ます。

 

注意が必要なのはアドバイスです。

 

経験豊かなアドバイザーからのアドバイスが

結果につながることで目標達成までの時間が

短縮される可能性はあります。

 

 

しかし、その行動の元になる考えは

自分で工夫したものではない為

依存的な在り方になりやすいのです。

 

 

そのような特徴を認識し

状況に応じてフィードバックとアドバイスを

使いこなせればいいですよね。

 

 

必要性

 

 

どんな人でも自分自身を直接見ることは出来ません。

 

そんな中、フィードバックとアドバイスは

結果を出すために行動を調整する

とても有効な手段です。

 

 

自分自身を振り返ってみると

「分かんなかったら聞けばいい」

という考えで、長いこと生きてきました。

 

 

このような在り方は、

誰にアドバイスをもらうかで

人生が大きく変わってしまいます。

 

そんな経験から言えることは

「まずは自分で考える」 

ということです。

 

自分で改善策を考えたうえで

知識や経験が豊富な他者に

アドバイスをもらうことは

有効な選択肢だと思います。

 

 

今回お話した

フィードバックとアドバイスの特徴を知り

状況に応じて使いこなせると

目標達成がよりスムーズになるのではないかと思い

記事にしてみました。

 

 

参考にして頂ければ嬉しく思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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