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【カウンセリング】現状を抜け出す

2019年11月27日

 

 

 

目の前の課題を解決しようと

自分なりに解決策を模索し努力を続けても

望んだ変化が実感できないと心が折れそうになるものです。

 

 

今日の記事を読んで頂くと

努力を続けても抜け出すことが出来なくて

心が折れそうな現状から

抜け出すヒントになるかもしれません。

 

 

何故「ヒントになるかもしれません」と

断言しなかったのか?

 

 

その理由は、今日ご紹介するお話は僕の経験則であり

普遍的に有効かどうかは不明だからです。

 

 

その反面、机上の空論ではありません。

現状を抜け出すために必要なもの

 

 

早速本題に入ります。

 

 

現状を抜け出すために何が必要だったのか?

 

 

それは

(1)気付き

突発的な出来事や人との出会い

 

 

(2)変化の先にある景色

現状はどうあれ、「本当はどうしたいのか?」

本当に目指したいゴール

 

 

(3)信頼できる人の存在

依存とは似て非なるもの

 

 

この3つです。

 

 

一つづつ実例を交えてお話しする前に

僕がどの様な状況にいたのか

客観的な事実と主観的な気持ちを書いておきます。

 

 

客観的な事実としては

自信・仕事・収入・健康・人間関係のほとんどを失い

その状況を抜け出そうともがき続けて数年

解決策を模索しチャレンジするものの挫折の連続

完全に負の連鎖の中にいました。

 

 

主観的にはどんな感じだったかと言うと

「眠りについたら、もう目が覚めなければどんなに楽だろう」

毎日思っていたことはそんなことです。

 

 

その状況から、どう抜け出せたのか実例を交えて

(1)~(3)をお話します。

 

 

 

実例と解説

 

(1)気づき 

 

毎日同じルーティンの中からは

何か革新的な気付きは得られません。

 

そんな中、突発的に起こる出来事は存在します。

 

それは一見ネガティブな出来事かもしれません。

 

僕の場合は妻の大病がその出来事に当たります。

 

この出来事は

マイナス10~プラス10の振れ幅がある人生の折れ線グラフで

マイナス10を数年間横ばい過ごしていた僕に

マイナス100を体験させてくれました。

 

その出来事から気付いたことは

”自分の在り方が現実を作っていた”

と云うことです。 

 

妻が倒れてすぐは

「何でこんな時に、ここまで不幸な体験が重なるんだ!」

そんな気持ちでした。

 

様々な検査をしても原因が不明

ICUで過ごす絶望の中で

妻の親友からの一言が僕を気付かせてくれました。

 

その一言は

「その病気はあなたのせいだからね!」

と云うものです。

 

その言葉を耳にするまでは

自分の辛さばかりに気を取られ

一番近くでその辛さを共有させられながら

その思いを抑圧してきた妻の気持ちを

思い遣ることが出来ていませんでした。

 

それまでの自分の在り方がいかに独りよがりで

自己中心的で優しさに欠けていたか

思い知ることが出来たのです。

 

一生忘れることのないこの出来事は

現状を抜け出すための大きな気付きになりました。

 

 

(2)変化の先にある景色 

 

”このままでは嫌だ”と云う思いがコインの表なら

そのコインの裏には”本当はこうしたい”と書いてあるものです。 

 

この時、妻の親友からの一言は

「今はどうでも、本当はどうしていきたいの?」

とい云う問いでした。

 

その質問で今までの自分の凝り固まった視点から

意識を解放することが出来ました。

 

その時点で妻が回復するのは

絶望的であったにも関わらず

僕の望みは、妻の健康回復と

二人で毎日笑顔で過ごせることだったのです。

 

経済的な望みはゴールに対しての

手段の一つに過ぎませんでした。

 

ゴールが明確になった時

手段に固執するしないで

自分の魂が望む仕事をしたいと願い、今があります。

 

 

(3)信頼できる人の存在 

 

(1)(2)でも登場しましたが僕の場合

信頼できたのは妻の親友です。

 

妻の親友は心理学・ヒーリング・スピリチュアル・ホリスティク

などの分野に造詣が深く、

まさに信じて頼るに値する存在でした。

 

妻の親友の凄いところは依存させることなく

サポートしてくれたことです。 

 

時には、こんな辛い時に

「自分と向き合って自分の答えが出るまで、質問も連絡もダメ」

など、何でそんなキツイ言い方をするのだろう?

とも感じることもありました。

 

今振り返ると、僕の心の状態をしっかり見極め

自立へのタイミングを計ってくれた対応だったと理解し感謝できます。

 

安易に答えを聞こうとする僕に

自分で考え、自分で判断し、自分で行動し、自分で責任を取る

”自分の人生の責任は自分でしか取れない”

主体的な”自立”という在り方を伝えてくれたのです。 

 

”夢をかなえる像”と云う本に出てくる

ガネーシャの様な存在だったのかもしれません。

 

以上(1)~(3)まで実例を交えて解説してみました。

 

 

(1)~(3)の概念だけではイメージし難いだろうし

実例だけでは一人よがりな記事になると思い

この様な記事になりました。

 

この記事が

努力を続けても抜け出すことが出来なくて

心が折れそうな現状から

抜け出すためのヒントになることを祈ります。

 

 

 

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