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【カウンセリング】心の痛み

2019年06月27日

 

 

人間には様々な素晴らしい機能が備わっていますが

中には機能して欲しくないと感じる機能もあります。

 

その一つが「痛み」です。

 

それって機能なんだ?

 

人間って本当に良く出来てますよね。

 

骨や内臓などコアなパーツから、眉毛や爪に至るまで

「何であるんだろう?」と思う反面、

失った時その価値を思い知るものばかりです。

 

その一つに「痛み」を感じる機能があります。

 

「痛み」が機能している時には

「この痛み、消えてくれ~!」

と願うものの

 

「お~痛み、ありがたい~、感謝してるよ!」

と言う人はあまりいませんよね?

 

でもこの機能が無いと生命維持に支障がでる

重要な機能でもあります。

 

表面的な問題の場合、

目で見て異変に気が付けますが

 

目に見えない部位の場合、

痛みを感じれないと

致命的な事態を引き起こしかねません。

 

多くの人がガンで命を落とすのは

罹患した初期に痛みを伴わないことも

原因の一つなのではないでしょうか。

 

痛みを感じれば、その痛みを取ろうと

何らかの対処を試みます。

 

つまり「痛み」は、

「何とかしないとマズイんじゃない?」

というアラーム機能だと思うんです。 

 

そして、この機能は肉体だけではなく

心にも存在します。

 

 

活用法

 

 

「痛み」と言う機能の目的が理解出来たら

活用方法も変わりませんか?

 

いろいろな事情で、

痛みを痛み止めで紛らわす対処が必要な時も

あるかもしれません。

 

しかし、理想的な対処法は痛みの根源に

アプローチすることだと思うのです。 

 

痛みの根源に対する対処から目を背けると

痛みというアラームは、

「これでも分からないのか」

と言わんばかりに、より明確に激しさを増します。

 

痛み止めでごまかしても結局は、

根源に対する対処を迫られることになるのです。

 

「心」にも痛みを感じるアラームは

「痛み」と言う通知音だけではなく

「辛い」「悲しい」「苦しい」

などの通知音で現状に対する対処を迫ります。

 

ここで言う現状に対する対処とは何か?

 

その一つは、現状の課題を招いた

「自分の在り方」を省みることです。 

 

それこそが、

痛みに代表される様々なアラームの意味だと思います。

 

痛みの根源に対処できれば、その後の人生は

まるで生まれ変わったような違いを実感できると思うのです。

 

独力でその痛みに対処することが困難な時

カウンセリングは有効な選択肢の一つかもしれません。

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

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