現代に生きる多くの人は大なり小なり
何かしらの「悩み」を持っていると思います。
そもそも「悩み」とは何か？
辞書には
思いわずらうこと
心の苦しみ
と書いてあります。
僕なりに解釈すると
理想と現実のギャップを埋めることが出来ず
精神的に苦痛を感じている状態のことです。
理想と現実にギャップがなければ
悩むことはありません。
そして、このギャップを埋めることが成長です。
なので”悩＝悪”という訳ではありません。
ただギャップを埋める方法を
見出せない時の感情は重く苦しいものです。
今回は「悩み」との向き合い方をお伝えし
そこから生じる重く苦しい感情を手放す方法
についてお話しします。
最後まで読んでいただけると
重く苦しい感情を手放せ
悩みが悩みでなくなるかもしれません。
Contents
その感情を手放すために
その感情を手放すために、まずは
具体的な悩みを紙に書き出してみて下さい。
悩みの種類は様々ですが、
大きく2つの種類に分けることができます。
自己完結できるものと
相手が存在するものです。
自己完結できるものの場合
問題を解決する選択肢を上げていくことで
問題が課題になります。
その後、課題に対して選択した行動し
上手くいかなった時は次の選択肢を試すことです。
例えば
月収50万円欲しいのに給料が30万円で
ギャップを埋める行動が出来ないと云う
悩みの場合、自己完結可能だと思います。
選択肢としては
今の会社に行きながらバイトや副業をしたり
何かのスキルを身につけ起業する
などです。
自分が行動すればいいので
向き合い方は簡単だとおもいます。
その時に選択肢はあるのに行動できないのは
お金に対する思い込みかもしれません。
”お金を稼ぐのは難しい”
”お金は卑しいものだ”
などの根拠のない思い込みが考えられます。
その様な思い込みは幼少期に聞いた
親の口癖や会話のなかで刷り込まれた
根拠のないものです。
信じていた思い込みが根拠のない
誰かの主観であることに気が付けば
心は軽くなります。
次に解決に相手が必要なケースです。
同僚のAさんのことが好きで交際したいのに
Aさんは他に好きな人がいるとします。
この悩みは自分で出来る努力もありますが
結果を決めるのはAさんです。
このような場合の悩みの向き合い方は
まずは結果を受け入れ、その上で
どうするかを考えるしかありません。
そして結果を受け入れる際に
知っておきたいことが二つあります。
それは、”結果は相手が決めるもの”と
”他人をコントロールすることは出来ない”
と云うことです。
Aさんに好かれるために
自分を磨く努力は出来ますが
Aさんの心をコントロールすることは出来ません。
ここで結果を受け入れずAさんに執着すると
相手がある悩みは複雑化しドツボにはまります。
何故なら悩みが
”Aさんと付き合いたいのに付き合えない”から
”Aさんの心を自分の思い通りにコントロールしたい”
になるからです。
そりゃ無理な話だと思いませんか？
この様に客観的に見れば納得できることも
当事者が主観でしかものを見れないと
悩みは深さを増しながら増えていきます。
それを防ぐためにも紙に書き出すことが有効なのです。
そしてこのケースにおいても思い込みが
大きな影響を与えていることがあります。
例えば
・男性はこうあるべき
・女性はこうあるべき
に代表される主観に偏った「～べき」
その「～べき」って自分の主観でしかなく
よく考えると、
「そうじゃなくてもいいんだ」と思えたりします。
「～べき」を手放せると人生が楽になるはずです。
今の悩みのその先に
ここまで目の前の悩みにどう向き合うかを
お話ししてきました。
自己完結できるものも相手が存在するものも
掘り下げると”思い込み”が大きな影響を与えています。
その”思い込み”は無自覚な無意識になものです。
それを独力で自覚するのが難しい時
カウンセリングはとても有効に機能します。
無料でお試しできるものもあるので
試してみてもいいかもしれません。
カウンセリング等サポートの有無に関わらず
目の前の悩みが解決できるとそれは
あなたの自信になります。
悩むことは自分自身を理解する機会になり
乗り越えることで成長を感じるはずです。
「悩み」は自分と向き合い成長する
機会なのかもしれません。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
