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【コーチング】人生を大きく変える質問1

2020年03月04日

 

 

 

人は目覚めている間はずっと、

誰かと一緒にいるか否かに関わらず

無意識に自問自答しているものです。

 

 

そんな中、自分への質問を

意識的に活用することで

人生が大きく変わることもあります。

 

 

どんな質問がどの様に有効なのか

何回かに分けてお話ししたいと思います。

 

 

もし今現在の状況に満足なさっていて

何の不都合も無い場合でも

知っていて損はない情報です。

 

 

生きていれば、これからお話しする情報が

必要になる場面も出てくると思います。

 

 

それぞれのタイミングで

ご活用なさって下さい。

 

 

 

何でそれがイヤなの?

 

 

それでは本題に入っていこうと思います。

 

 

今回の質問は

「何でそれがイヤなの?」

です。

 

 

質問のタイミングとしては

腹が立ったり

悲しかったり

寂しかったり

など、ネガティブな感情を感じた時に

自分に聞いてみて下さい。

 

 

「何でそれがイヤなの?」と

あなたにとってイヤな感情を感じる出来事が

他の人も同じ様な感情を感じるとは限りません。 

 

 

もちろん誰がされたとしても

イヤな感情を感じる出来事も存在します。

 

 

例えば頭ごなしに酷い事を言われたり

自分の意思に反することを

無理強いされたりするのは

誰しもがイヤだと感じものですよね。

 

 

しかし、人によって出来事から感じる感情が

まるで違って感じる出来事もあるはずです。

 

 

例えば

友人が待ち合わせに5分遅れた時

何とも思わない人もいれば

許せないと感じる人もいます。

 

 

また

仕事でミスをしてしまった時に

次はミスを繰り返さない様に気をつけようと

ミスから学ぶ人もいれば

ミスしたことで自信を失い

ミスを後悔し続ける人もいます。

 

 

それぞれの例の後者は大なり小なりの

生き辛さを感じているはずです。

 

 

あなたが何かネガティブな感情を感じた時

考えて欲しいのは

他の誰しもが同じ様に

イヤな気持ちになるか否かです。

 

 

他の人達が許容出来ることでも

自分がイヤな感情になっているとしたら

自問してみて下さい。

 

 

「何でそれがイヤなの?」

もちろん答えは人それぞれです。

 

 

例えば

約束の時間に遅れる人間はダメ

時間にだらしない人は

他のこともだらしない

とか

一つミスすると全てを失う

常に完璧じゃないとダメ

などの答えが出たとします。

 

 

ではその答えは事実でしょうか?

 

 

どんなに素晴らしい人でも

約束の時間に遅れることもあるでしょうし

時間にだらしなくても

他のことにはキチンとしている人も

いるかもしれません。

 

 

一つのミスに関しても

ブレーキとアクセルを間違えるなど

命の危険に関わるもの以外であれば

全てを失うことは考えにくいし

そもそも何をもって完璧いうのかは

人によっても違っています。

 

 

そう考えると

「何でそれがイヤなの?」の答えは

無意識な思い込みと言えないでしょうか?

 

 

だとするのなら、ネガティブな感情の原因は

出来事そのものではなく

無意識な思い込みによるもです。 

 

 

その無意識な思い込みは自分が自覚するまで

どうでもいい出来事ですら

ネガティブな出来事にしてしまいます。

 

 

「何でそれがイヤなの?」

と云う質問は無意識な思い込みに気づく

有効な方法です。

 

 

 

自己受容

 

 

この無意識な思い込みは誰しもが持つ

考え方のクセとも言えます。

 

 

その考え方のクセを知ることで

生きづらさが軽減出来るかもしれません。

 

 

自分の考え方のクセを自覚すると云うことは

自分を理解することだからです。

 

 

人は理解できないものは

受け入れようとはしません。

 

 

受け入れる前には理解が必要です。

 

 

自分がありのままの自分を受け入れることを

自己受容と言います。

 

 

自己受容が何故重要なのかと云うと

自己受容できると

自分が自分の味方になってくれるからです。 

 

 

 

そして自分の考え方のクセが

自分の望まないものであったなら

それを手放す自由もあります。

 

 

手放すと云う対処をするにしても

望まない考え方のクセを自覚できなことには

手放しようがありません。

 

 

なので今回お話した

「何でそれがイヤなの?」

と云う質問は本当に人生を大きく変える

可能性のあるものです。

 

 

自分への質問を意識的に活用することは

慣れるまで難しく感じる時も

あるかもしれませんが

やってみるとビックリする様な気づきが

あるかもしれません。

 

 

 

最後までお付き合い頂き

ありがとうございました。

 

 

次回も乞うご期待ください。

 

 

 

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