ひと昔前、瞑想には怪しいイメージが
あったような気がします。
大手起業でもマインドフルネスに基づく瞑想が
行われる様になり一般的にそのイメージが
大きく変わってきました。
そして書店のビジメス書のコーナーでも
”マインドフルネス”と云う言葉を目にします。
今日はその”マインドフルネス”についてのお話しです。
この記事を最後まで読んでいただくと
マインドフルネスを理解でき日常に幸せを
実感していただける様になります。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは
『今この瞬間』に注意を向けている
心の状態を指します。
日本語なので言葉は理解できます。
しかし
『今この瞬間』に注意を向けている心の状態
ってどんな感じ？と云う人も多いのでは
ないでしょうか。
そこで実例を使いより簡単な言葉で
説明させて頂きます。
KitKatでマインドフルネスを語る
KitKatと云うお菓子はご存知ですよね？
ウエハースをチョコレートでコーティングしたものです。
子供の頃は赤いパッケージ１種類だけでした。
しかし、今では限定モノなどもあり
数種類が販売されています。
家にも３種類のKitKatがありました。
濃い抹茶とビターチョコとクッキー＆クリームです。
もちろん３種類とも味も見た目も違います。
僕は３つとも大好きです。
今日もPCで仕事中、小腹が空いたので
冷蔵庫の中の３種類のKitKatを
適当にテーブルに取り出しました。
それぞれの数も数えてはいません。
そして視線はPCの画面を見ながら
KitKatを食べました。
取り出したKitKatの小袋が全て空になった時
あることに気がつきました。
何味を何個食べたのか分からないと云うことに。
まるで違う味なのにKitKatに集中せず
PCを見ながら口に放り込んでいった為
味の違いすら味わっていなかったのです。
まさにこれがマインドフルネスではない状態。
本来なら味わえるはずの
３種類の幸せを感じることなく
ただ甘い固形物を食べて空腹を満たしただけです。
これって、もったいないと思います。
『今この瞬間』に注意を向けると云うと
小難しく感じるかもしれません。
しかし具体的には目の前にあるモノや
今やることに意識を集中することなんです。
３種類のKitKatを食べるのであれば
PCから目を離し、それぞれの外観を観察し
それぞれの味を堪能することに集中する。
自分で言うのもなんですが
自分の好物を食べ終わって何を何個食べたか
分からないのはマズいと思いました。
マインドフルネスの実践
今回のお話しで
『今この瞬間』に注意を向けると云う
マインドフルネスの概念はご理解いただけたと思います。
最後にこれを実生活の中で実践するための
具体策のお話しです。
それは”マルチタスクをやめる”。
つまり〇〇しながらをやめることに尽きます。
忙しいと難しいと思うかもしれませんが
これを実践するだけで一つ一つの作業の
クオリティが上がりミスも減ります。
“ながら運転”などは分かり易い例です。
マルチタスクはPCなら可能ですが
人間はPCではありません。
人間の場合、同時に二つの作業を
やっているように見えて実は二つの作業を
忙しく行ったりきたりしているだけなのです。
マルチタスクをやめ目の前のことに集中する
習慣を身に付け『今この瞬間』に
意識を向けることで過去や未来を憂うことも
少なくなります。
なぜなら『今この瞬間』には過去も未来も
ないからです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
