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【カウンセリング 】「感謝」のセンス

2019年12月29日

”センス”という言葉は

ファッションセンス、音楽センスなど

色々な言葉と結び付く言葉です。

 

 

”センス”と云う言葉自体の意味は

「感覚」

「五感」

「物事の見方や考え方」

「感じ方」

「判断力」

「思慮」

「良識」

とされています。

 

 

広い意味では

「才能」とも言えるでしょう。

 

 

実は

「感謝」にもセンスが存在します。 

 

 

今回は

「感謝」のセンスについてのお話です。

 

 

最後まで読んで頂くと

今よりも人生を楽しめるようになります。

 

 

 

”大根づくし”からの考察

 

 

・前菜 大根の浅漬け

・スープ 味噌汁の具は大根

・メイン 切り干し大根

このメニューを見てどう思われたでしょう?

 

 

「凄い美味しそう~!食べてみた~い!」

と思われた方は少ない気がします。

 

 

ですが、僕が実食した時の感想は

「うわ~っ、大根ウマ~っ!!」

「ありがたいよ~~~!」

と感謝しながら美味しく頂けました。

 

 

このメニューは尿道結石で入院中

1週間の絶食後に最初に口にしたものです。

 

 

空腹は最高の調味料と言われるように

同じメニューでも状況によって

感じ方は変わります。

 

 

”大根づくし”を食べながら思いました。

 

 

それは

「満たされていない時、

感謝のセンスは冴える」 

 

そして

「感謝のセンスが冴えると、

出来事を楽しめる」 

 

そのためには

「満たされた時にも

満たされていない時のセンスを

忘れないことが大切」

だと云うことです。

 

 

病院食は自分で選択することは出来ません。

 

 

人生で起こる出来事も同じように、全てを

自分でコントロールすることは不可能です。

 

 

仮に、死ぬまでに起こる出来事が

決まっているとするのなら

「感謝」のセンスの有り無しで

人生の味は大きく変わると思ういます。

 

 

 

「慣れ」の怖さ

 

 

「感謝」は大切だと思っても

それを忘れる時があります。

 

 

その原因は「慣れ」に他なりません。

 

 

例えば”大根づくし”が3食3日も続くと

感謝しながら食べるのは難しと思います。

 

 

更に3つ星レストランであっても

同じメニューを毎日続けたら

「感謝」は薄れていくはずです。

 

 

「慣れ」は「当たり前」を生みます。 

 

 

あることが「当たり前」になると

「感謝」は消えるものです。 

 

 

そもそも「当たり前」と思っていることは

本当に当たり前なのでしょうか?

 

 

普段当たり前に使っている水や電気も

断水や停電を体験すると

ありがたみを実感します。

 

 

あって当たり前と思うものほど     

本当はありがたいものです。 

 

 

そして失った時にそれに気が付きます。

 

 

失う前にそれに気が付きそれを

大切にすることも可能です。

 

 

様々なセンスが磨けば光る様に

「感謝」のセンスも磨くことが出来ます。

 

 

そのためには「当たり前」は

「当たり前」ではないことに気が付くことが

大事なのではないでしょうか? 

 

 

僕自身が常に「感謝」のセンスをもって

生活できているわけではありません。

 

 

だからこそ、そんな在り方で生きていけたら

人生をもっと楽しめるようになると思い

シェアさせて頂きました。

 

 

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