メール講座

【コーチング】要望を伝える2つの方法

2019年07月17日

 

 

人から何かを依頼された時

気持ち良くやってあげようと思う時と

ついつい反発したくなる時があるのではないでしょうか?

 

その違いは、どこにあるのでしょう?

 

その違いを知っていれば自分が要望を伝える時に

相手に気持ち良く動いてもらえます。

 

そこで重要なことは

主語と述語を明確にしてみる事です。

 

ここでは「朝の8時に迎えに来て欲しい」

という要望を例に、

2つの伝え方を説明してみます。

 

 

You(ユー)メッセージ

 

主語を「あなた」にすると

”あなたが、朝の8時に迎えに来て下さい”となります。

 

あなたがこの様に言われたらどう感じるでしょう?

 

主語を”あなた”で発信するYouメッセージは

聞いた相手に反発を生みます。

 

 

人は誰しもコントロールされたくないものです。

 

しかしYouメッセージは

聞いた人の行動の選択権を与えていない為、

命令されている様な印象を与えてしまいます。

 

そうなると、朝の8時に迎えに行く事自体は

簡単な事だったとしても

それを実行することに反発を感じるものです。

 

結果的にその依頼を実行するにしても

気持ちはイヤイヤだったりします。

 

では、どうすれば相手に気持ち良く

要望を伝えることが出来るでしょう?

 

 

I(アイ)メッセージ

 

同じ要望を私を主語にしてみます。

 

”私は、朝の8時に迎えに来て欲しい”となります。

 

主語を”私”にすると、伝えているのは自分の気持ちや希望です。 

 

つまり相手の行動の選択権は相手に委ねています。 

 

そこには強制感は感じられません。

 

その上で相手には、自分の希望が何なのか?

明確に伝わっています。

 

 

実生活の中では

”私は、朝の8時に迎えに来て欲しい”に言葉をプラスして

 

”私としては、出来れば朝の8時に迎えに来て頂けると嬉しいのですが、

あなたのご都合は如何でしょう?”

と表現されると思います。

 

 

あなたが依頼される立場だとしたら

YouメッセージとIメッセージ、どちの表現が

気持ち良く行動しやすいでしょう?

 

 

多くの人がIメッセージの方を心地よく感じると思います。

 

こんな些細なことを意識するだけで、

コミュニケーションは変化するものです。

 

自分の要望が叶う時、自分だけではなく

関わる人たちの気持ちも

心地良いに越したことはないと思います。

 

人間が生きていく上で

コミュニケーションは必要不可欠なのですから。

 

 

今日も最後まで読んで頂き感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

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