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【カウンセリング 】「書く」作業と「自己受容」

2020年01月08日

 

 

漠然とした「不安」や「イライラ」

と云う感情で過ごす時間は

短いに越したことはありません。

 

 

そんな感情に見舞われた時

自分で出来る有効な対処法があれば

良いですよね?

 

 

今回はその具体的な方法をお伝えします。

 

 

もちろん「不安」や「イライラ」の全てが

消えて無くなる訳ではありませんが

独力ですぐに出来る方法を知っておくことは

価値のあることだと思います。

 

 

 

「書く」と云うこと

 

 

早速その方法をお伝えしましょう。

 

 

それは「書く」ことです。

 

 

必要なものはノートとペンだけ。

 

 

ノートが無くても紙があればOKです。

 

 

そこに何を書くのか?と言うと

 

何が「不安」なのか? 

 

何に「イライラ」しているのか?

 

それを思いつくまま書き上げていきます。

 

 

具体的に「不安」や「イライラ」を

箇条書きに出来たら

書き上げた具体的なモノが

 

なぜ「不安」なのか? 

 

なぜ「イライラ」するのか? 

 

自分なりに考え、思いついた答えを

書き出してみてください。

 

 

書いた答えに正解も不正解もありません。

 

 

それが書き終わる頃には作業を始める前の

イヤな感情は軽減されているはずです。

 

 

なぜ書くことで「不安」や「イライラ」が

軽減するのか?

 

 

それは

自分の内側にある想いは具体的な言葉にして

外側にだすことで整理されるからです。

 

 

「書く」と言う作業の前には必ず

想いを言語化すると言う工程が必要です。

 

 

言語化する前は、ただただイヤな素材が

散乱している状態だと思います。

 

 

理性的に「不安」や「イライラ」を

感じていると言うより過去のデータをもとに

感情的に反応していることが多いはずです。

 

 

「何」と「何故」の2つを明確にすることで

出来事と感情の関係が整理されます。 

 

 

すると自分の考え方のクセや

思い込みの一端が垣間見られ

自分自身を理解する糸口にもなるはずです。

 

 

 

「書く」ことの副産物

 

 

入り口は「不安」や「イライラ」の

軽減策であったとしても

自分自身の理解が深まることは

大きな副産物を生みます。 

 

 

それは自己受容につながるからです。 

 

 

人が何かを受け入れるには納得が必要。

 

 

そして納得するには理解が必要です。

 

 

自己否定することが多く

自分を好きになれない人が

完全に自己受容するためには

今回ご紹介した「書く」こと以外にも

必要なプロセスは存在します。

 

 

しかしネガティブな感情を曖昧にしないで

「書く」作業をしていくことが

自己受容のワンステップになるとしたら

その副産物の価値は大きいものです。

 

 

なかには、

 

「書くだけでそんな変化があるの?」

 

そう思われる方もいらっしゃると思います。

 

 

今回のお話を実践するのに

大金が必要だったり大変な条件があるのなら

試してみることも困難でしょう。

 

 

でも紙とペンだけですぐに試せて

不快な感情が軽減する可能性があるとしたら

試す価値はあるのではないでしょうか。

 

 

また

「やってみてダメだったらどうしよう?」

と言うかたもいらっしゃるかもしれません。

 

 

試してみなければ今のまま

やってダメでも今のままです。

 

 

簡単ではありますが

僕にとっては有効な方法だったので

喜んでいただける方もいると思い

シェアさせていただきました。

 

 

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